記事一覧

“なまえ”の生まれるところ

2008.11.28

こんにちは。
つくしんぼう閣下です。
本格的に冬到来ですねー。朝から寒いのなんのって。
靴下2枚履きで足元の暖は死守していきたいところです。

さて、そんなこんなで今日は、
「『商品名』ってどうやって、誰がつけてるの?」というところをご紹介したいなと思います。

でも、人によってそれぞれ違うやり方をしていたりすので、
以下はつくしんぼう個人のやり方です。あしからず・・・!

■例として、ユージンHPのトップにもある
 「DeeDeeMix」というシリーズ名を考える場合。

「DeeDeeMix」は、「ディーディーミックス」と読みます。

これは、商品が携帯電話周辺のアクセサリーであることから
“電話に関連する言葉が入った方がいいな”とか
“キャラがカワイイ系だからカワイイリズムになる言葉がいいな”、
“覚えやすいのがいいな”など、
かなりフンワリしたところから発想が始ります。
コンセプトを設定する、と言った方がいいですね。

次段階は、とにかく!書く!!書き出してみる!!
良いと思った案や言葉を書き出し、その中でグッとくる言葉を
拾い集めて、いろいろ組み合わせてみて、
リズムや意味に気をつけながら「これだ!」と思う何案かを候補に出していきます。
  
    ↓

ここで忘れてはならないのが、「商標調査」!!
決めた名前が、他社で権利取られていないか・使ってもいい名前か、 というのを調査してもらうのです。

    ↓

最後は、同僚などにアンケートを取って、
分かりやすい!、リズムが気持ちいい!と思う語感のものをアンケート調査して回ります。
でもシリーズ名など、ずっと使う名称を決めるとなると
そこから営業さんにも意見を聞きに行ったりして、できるだけ色んな角度からの意見を
もらうようにしています。
ここで決定した案を、版元さんにコンセプトと一緒に確認してもらい、OKが出たら、晴れて新ネームの誕生です!

こんな感じで、おそらく大体の商品名は、
企画担当者本人が頭を捻りつつ、周囲の人々の助けをかりて
世に送り出しているのではないでしょうか。

私も、街で「この商品名分かりやすい。一体何がそう思わせてるんだろう。」と考えたり、
「オオ!」と思うものがあれば、記憶にメモッたりして(実際にメモる訳ではない)
来るべき『ニューネーム』に備え・・・。
いや、名前考えたりするの好きなんです。採用となったものは少ないですが。(笑)

ちなみに、「DeeDeeMix」とは
Dee=ディズニーキャラクターの“D”と、電話の音を表す擬音“Dee”を組み合わせて、
『ディズニーキャラクターとモバイルグッズの楽しいミックス商品!」という意味で作りました。

街でなんでもない商品でも、商品名をチェックしたりすると
「なーるほど!」と思うものがあったりして、頭の体操になることも多いですよ。
名前チェック、オススメです!

それではまたた~~~!